Concept
京都・与謝野町。かつて丹後ちりめんの産地として栄え、大江山に伝わる鬼伝説と、豊かな自然に囲まれたこの地で、KANABOのチョコレートは生まれています。
私たちは、カカオ豆からチョコレートまでのすべての工程を自ら手がける「BEAN TO BAR CHOCOLATE」のつくり手です。
ただし、そのアプローチは一般的なチョコレートづくりとは一線を画します。
製造過程で出る「カカオハスク(カカオ豆の外皮)」を廃棄せず、大地に還し、お米を育てることから始めています。
地元の協力農家・中川自然農園さんとともに、農薬・化学肥料を使わずに育てた「丹後こしひかり」の玄米。
それをチョコレートと掛け合わせて生まれたのが、クランチチョコやシリアルといった“米から育てたチョコレート”。
これは、KANABOならではの唯一無二のかたちです。
使用するカカオ豆は、産地の個性が際立つものを選び抜き、オーガニック認証を取得した豆も含まれています。
選別・焙煎・テンパリング・成形まで、すべて手作業で行い、素材の声を聴きながら丁寧に仕上げています。
自然のリズムと人の手を信じてつくる、循環の中で生まれるクラフトチョコレートには、他にはない深みと物語があります。
お米も、チョコレートも、一から育てる。
そんなKANABOだからこそ生まれる味わいを、どうぞご自宅でお楽しみください。